がんばれニッポン

by 久野朔国

質問一覧の第6番『変わった地名とその由来』は、なかなか答えやすい質問だったようでたくさんの回答ありがとうございます。

その質問のあおりの文章でもふれられている宮城県の愛子(あやし)駅。内親王ご出産で有名になりましたが、それ以前から実はワタクシ、愛子駅には一目置いていました。

2、3年前になりますか、一人で東北を旅行してたときのことです。その日は朝から仙台の街中をぶらぶらしていました。翌日には福島競馬によってから帰る予定だったのですが、仙台では特にあそこに行こうと決めたところもなく、手持ちぶさたでした。

ちょっと地図でも見てどこに行こうか決めようと思い、仙台駅で路線図を見ていたときのことです。不意に私の目に「愛子」の文字が飛び込んできました。

おおぅ!

当時の私はモーグルスキーの上村愛子さんの大ファン。いや、今でもファンですが。もうこれは行くしかないと勝手に決めつけ、すぐ電車に飛び乗りました。

到着。何というか、ふつう~の駅でした(笑)。遠くに見える里山に田園風景が広がり、広々とした道路が1本だけ延びるありがちな郊外風景でした。観光目当てで来たわけではないので当然のことです。駅周辺をぐるりと一周散歩した後、記念の入場切符だけ買って、そそくさとまた仙台の街まで戻りました。実に「あやしい」行動をしてしまった私でした。

その時に買った記念切符、今でもちゃんと持ってます。まさかプレミアが付くなんてことはないでしょうが、大事にしたいと思います。

それはそうと、もうすぐソルトレーク五輪です。上村選手をはじめ、日本の選手、世界の一流選手達の活躍に、またテレビにかじりつく日々になりそうです。

2002年1月21日