日本全国バイク紀行~れとが覗いた日本列島

2003.10.01/晴れ

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旅も終わって、ゆるやかに過ごしていたある日。
やり残していたことを思い出しました。
それは、5月27日の日記に書かれている、
「その道すがら、今回の日本一周の締めにふさわしい場所を発見。
期待していてください。」
という一文。
ああそうだ。そんなことも書いてたなあ。
じゃあ行ってみますか。

家からバイクで30分。速攻で着きました。
関係ないんですが、「そっこう」って字は本当は即行なんですね。
速攻の方が「すぐ感」が出てて好きなんで、自分はこっち使いますけど。

さて、ここになにがあるかと言うと。
その名も「日本列島」。(写真1)
看板の出ている場所も日本列島の一部だというのに、いったい看板の先にはなにが待ち受けているのでしょうか。わくわく。
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公園の入口。(写真2)
フグの下にある字を読んでみる。
「日本列島のミニチュアを庭園風に表現し、その海岸部や内陸部を散策できる静かで趣きのある場所としています。列島の表現として、地形、植物、人文、風景などのうち、特色のあるものを全国各地に配置し、各県おのおのの場所には、各県花を彫り込んだ絵タイルを設置しています。」
なるほど。ここは日本列島の形をした公園なんですね。
ということは「日本列島」と書かれているこのアーチは関門大橋だな。
関サバの気分になりつつ中へ。
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瀬戸内海を通って大阪へ。(写真3)
大阪には淀川しかありませんでした。トホホです。
でも明石には時計台が。そのセンスや良し。
03

愛知です。(写真4)
手前の出っ張りは伊良湖岬と渥美半島。
木の向こう側が知多半島です。
木は…篠島?日間賀島?
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富士山です。(写真5)
当然ですがこの公園の中では一番標高が高いです。
激しく整備された登山道を登って(写真6)頂上へ。
登ったら太平洋(写真7)と日本海(写真8)が一望出来ました。
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徒歩1分で一気に日本最北端へ。
なぜか樺太に向かって立派な橋が。(写真9)
日本が再び領土拡大を狙っていることを密かに表していたりはしていません、多分。
公園の設計上仕方ないようです。
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今度は一気に南下。鹿児島です。(写真10)
左が薩摩半島、右は大隈半島です。
桜島は残念ながら無し。
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そして沖縄。(写真11)
この公園では、木も各地にちなんだものが植わっていて、沖縄には南国らしい赤い実が生ってました。
土地が違っても育つものなんですねえ。
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各地のオブジェをまとめて紹介。(写真12~16)
どのオブジェがどこを表しているか分かりますか?
答えは文の最後に載せときます。
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最後に全景を。(写真17)
普通にいい景色。
海の向こうは蒲郡です、多分。
17

とまあなかなか見所の多い散歩を楽しみました。
なかなか面白かったです。「ここはどこだろう?」とか「今は福井県のあたりだな」とか考えながら歩くのは新鮮でした。
近くにお立ち寄りの際はぜひ。健康にもきっといいはずです。
でも実際に日本一周出来てたら本当に楽しかったろうなあ…(遠い目)。

さて、以上で「日本全国バイク紀行~れとが覗いた日本列島」はとりあえず終わりです。
更新が遅かったり、文法がメチャクチャだったりでさぞかし読みにくかっただろうと思います。すいませんでした。
でも、そんな自分の文でいくらかでも旅に出たくなってくれたら嬉しいです。
そして、その時に「日本全国クロスワード」を脇に抱えていてくれたら、もう何も言うことはありません。
「日本全国クロスワード」がそんじょそこらの旅行ガイドよりためになり、面白いことは僕が保証します。
ぜひ、この本をあちこちの旅に連れて行ってあげてください。

この文を載せてくださったニコリさん、ありがとうございました。
各地で助けてくださった皆さんにも感謝感謝です。
そして、最後まで読んでくださったあなた、本当にありがとうございました。

<各地のオブジェの答え>
12:東京(高層ビル)
13:高知(多分はりまや橋)
14:山形(天童の将棋駒)
15:青森(りんご)
16:愛媛(みかん)