日本全国バイク紀行~れとが覗いた日本列島

2003.08.07/晴れのち雷雨

Pht08071158
札幌>小樽>余市>積丹岬>弁慶岬>島牧

まずは小樽へ。
街中のほうはあまり好きじゃない僕。レンガ造りとか運河とかには興味なし。いや、いいんですけど、人多すぎ、カップル多すぎなので。
実は上(北のことです)のでっぱり(半島のことです)がいいんだよぅ。
今回は鰊番屋とそこからの景色がよかったです。
番屋がわりと昔のままで残ってて、当時のにぎわいが聞こえてくる気がします。
オタモイ海岸もオススメだったんですが、いつの間にか駐車場が有料に。興ざめ。街中ならともかく、こんなところが有料だなんて…。心が狭いぞ、小樽。

そそくさと余市へ。
余市はウヰスキーとかスペースシャトルとかリンゴとか有名なものが多いんですが、どれも腹はふくれないのでかきざき商店へ。
ここはライダーの間でチョー有名なお店です。確かイクラ丼が800円とかホッケ定食が340円とかで食べられるんです。
ああおいしかった。

積丹半島の海岸には、奇岩怪石が続きます。
そういったところにはたいてい「ロウソク岩」があります。奇岩の代表です。ここのほかには室蘭、様似、厚岸、利尻岳山頂、岩手県宮古、ほかにも各地にありそうですね。
時々バイクを止めて自然の神秘に感動。

積丹岬着。
後で見たら、僕が実際に行ったのは岬でなく、すぐ東の島武意(しまむい)海岸でした。トホホ。
でもキレイでしたよ。断崖絶壁にはさまれた箱庭のような海岸。
海水浴してる人も多く、水着をバイクに置いてきたことをちょっと後悔。

そして神威岬へ。
ここはかつて女人禁制だったらしく、門にも女人禁制と書いてあります。その下をくぐっていくツアーのおばさんたち。ちょっと深い。
肝心の景色は、灯台が工事中だったこと、落書きが多かったことを除けばよかったです。

さらに弁慶岬へ。
ものすごい風。バイクも置き場所を考えないと倒れそうなくらい。
ここはあの義経弁慶の伝説が残っているところです。
義経弁慶の伝説は道内各地に残っています。何といっても「義経が海を渡りチンギスハンになった」なんて話もあるくらいですから。
個人的には子どものころあだ名が弁慶だったので(眉が太いだけなのに…)、ちょっと親近感、あります。

島牧の江ノ島海岸でキャンプ。
夜はひどい雷雨で、テント越しに稲光が見えました。かなり怖かったです。

今日の一枚は積丹半島の奇岩。
これはロウソク岩ではないです。が、それ以上の奇岩っぷりです。