日本全国バイク紀行~れとが覗いた日本列島

2003.06.30/曇り

礼文島2日目。
今日はまず1便で稚内に帰る人をお見送り。
礼文島の名物のひとつに、このお見送りがあります。
一番有名なのがユースホステルの桃岩荘で、ここは踊ったり歌ったりで見送るんですが、なぎさでは歌と紙テープでお見送り。
程よく旅情があります。

その後僕はキャンプ場へ。
ここで姐さんとお別れです。
姐さん、ありがとう。いろいろとお世話になりました。

ここからが僕のトホダー(徒歩で移動する旅人)としてのスタートです。
が、いきなり港からキャンプ場までの5kmほどがもうたいへん。
カートを引いていることもあって、普通の歩きよりも距離が稼げないのです。

でも頑張って到着。
頑張ってテントの設営。
そして頑張らずにバスで島の北西を巡る4時間コースへ。
バス料金の高さにちょっとビックリしました。

島の北端、スコトン岬に到着。
個人的には宗谷岬よりもここの方が最果て感があって好きなんです。
ちなみにここは別名「日本最北限の岬」と呼ばれてます。

ここからは歩き。
昨日、地蔵岩に歩き始めて20分ほどでもう雄大な景色が目の前に。
ただ、雄大すぎて自分が通る道が遠くまで見えてしまい、少し気が滅入る。

うんしょ、と登ってゴロタ岬へ。
陸はお花畑、海は凪。
360゜の絶景。
でもキレイだけでなく、悲しいとか気高いとか寂しいとか神々しいとかのいろんな気持ちがないまぜになります。
足に自信のある人はぜひ登ってほしい景色です。

こらしょ、と登って澄海岬へ。
「すかいみさき」と読みます。
いつか書いた気もしますが、ここは僕の中で一番です。
晴れていれば文字通りの澄んだ海が美しいんですが、今日は曇り。イマイチ。
ただ、晴れた日の美しさは本当に言葉にならないくらいなのです。
ここは階段を2分ほど登るだけなので、足に自信がなくても大丈夫です、多分。
よっこいしょ、と残りも歩くつもりだったんですが、もう眠いよパトラッシュ状態だったのでバスでキャンプ場へ戻りました。

夜はキャンプ場で酒盛り。
カナダやスペインの方がいて、国際色豊かな飲み会となりました。
やっぱりキャンプは友達が増えますね。

今日の景色はあまりにも雄大だったので、ケータイなんかでは撮れませんでした。
その代わりと言ってはなんですが。

ライダーの北海道ご用達その1。
セイコーマート。
北海道限定(茨城にも何軒かありますが)のコンビニチェーンです。
酒や野菜や肉やらがちゃんとあって、助かります。
他のコンビニと比べて値段が安い気もします。
僕はちゃんと会員カードも持ってます。
頼りにしてますよ、セイコーマートさん。