2009年のニコリを振り返る

2009年に発売されたニコリ

126号 3月10日発売
127号 6月10日発売
128号 9月10日発売
129号 12月10日発売

2009年のニコリを振り返る

この年は、不定期刊時代からニコリを支え続けてきた(小)が定年を迎え退職。一方、春には(い)が結婚して姓が変わり、秋には深澤高志(深)がスタッフに加わりました。

新しい本もいろいろ出た年で、「てごわい数独」「遊ぶ漢字解く漢字」「ペンパゴン」「さがして! かぞえて! ビーのいちにち」などを発行。また、iPhoneとIPod Touchでもニコリのパズルが遊べるようになりました。

126号では、パズルで何かをしよう、というコンセプトの新コーナー「パズルなんでも座」がスタート。何をやるかは号によって変わります。第1回は「パズルファクトリー」。10題のパズルを解くと1つのパズル盤面が完成し、最後にそれを解く、というものでした。

「オモロパズルのできるまで」では、へびいちごが初登場。そしてスラロームは定番パズルに、シャカシャカは後ろのページに、それぞれ昇格しました。

88号から続いていた双六ですが、この号の「焼き肉双六」が最終回。40近くも双六を作り続けてきたのですねえ。

127号の読み物ページでは、久々の海外企画。(起)たちがスペインに飛び、数独だけでなくぬりかべもすごく盛り上がっているぞ、ということをリポートしました。

この号から双六に代わって、やさしいメイロが掲載されるようになります。

「パズルなんでも座」は「切り抜きパズル特集」。裏表で出題するジグソークロスと、裏表で違うパズルが楽しめる「切り抜き合わせパズル」。どちらもかなり凝った問題でした。

128号のカラーページでは、あらゆるものをグラフで表してその正体を探る「なんでもグラフ」が登場。やさしくて面白い、と評判になり、翌年は漢字バージョンで登場。

「パズルなんでも座」では、定番パズルになったばかりのスラロームを特集。11月にはペンシルパズル本も発行されました。

129号でもスラロームが盛り上がり、今度はとじこみのスーパージャイアントに初登場。

やさしいパズルのコーナー「ニコニコスクエア」はこの号で最終回。また、過去の名作を再掲載する「私も脱帽、あのパズル」も、この号をもっていったんお休みとなります。

そして、次から4号連続で30周年記念号として発行することになり、読者参加型企画「ニコリラリー」がスタート。4号連続でいろんなゲーム(ギャンブル)を行い、獲得した得点の合計を競うものです。1回目は、119号でも行った「少数決」。