1981年のニコリを振り返る
1981年に発売されたニコリ
3号 3月15日発行
4号 5月30日発行
5号 9月20日発行
1981年のニコリを振り返る
創刊2年目の1981年は、2~4カ月に一度という発行ペースでした。ページ数も少しずつ増え、3号からは定価が280円になっています。
なお、この年の1月28日付の朝日新聞「椎名誠のマガジン・ジャック」にニコリが取り上げられ、マスコミにも初登場!?
3号では、現在も浮き出しメイロで活躍する湯沢一之氏が、「ケンとメイロ」でニコリ初掲載。また、現在もゲームをたくさん紹介していただいている草場純氏は、「メイロ・ビル」でパズルが初掲載されました。
まちがい探しでは、まだ名前がないものの、ネコ、ウサギ、キツネのキャラクターが登場。キャラクターはここから少しずつ増え始めていきます。
さらに、解きながら黒マスを決める「ケイだけクロス」が3号で初登場。今までにない、新しいルールのパズルを作る、という試みも始まっています。
4号では、クロスワードを特集。読み物としては、突撃マッキーバーによる名物連載「ニコリ平面放送局」がスタートしました。
5号では、ナンクロ(ナンバー・クロス)が初登場。ちなみに最初のナンクロは、25文字以上もあかされていました。
虫くい算のページでは、正解者の氏名を発表する「宿題虫食算」を出題。これは現在の「着順発表」のルーツとなっています。