1993年のニコリを振り返る

1993年に発売されたニコリ

41号 2月10日発行
42号 4月10日発行
43号 6月10日発行
44号 8月10日発行
45号 10月10日発行
46号 12月10日発行

1993年のニコリを振り返る

40号から隔月刊となったニコリ本誌。誌面内容に大きな変化はなく、順調に発行し続けていきますが、この年は会社が笹塚に移転したり、(育)が寿退社したり、パズルがミステリーの題材になっているテレビ番組(フジテレビ「TRAP-TV」)の仕事をしたり、と会社としてはいろいろな出来事があったのでした。

41号では、クロスビーでやっていた「クロスワードの冒険」を本誌で再開。これまでのをおさらいし、新たに募集。同じカギで、お題の盤面と別の答えが出るようにクロスワードを作る「ダブルクロスコンテスト」も、この号から本誌に引っ越してきました。どちらも以降は一号おきの掲載で続いていきます。

文字のジェスチャーがヒントになっている「タイポグラフィック・クロス」も、クロスビーからお引っ越し。この号から巻頭を飾るようになります。

この時期は立体視が静かなブームになっていましたが、本誌でも40号に立体視が掲載され、この号では立体視すると浮き出しメイロが現れ、そのメイロを解かなければいけないという「浮き出し浮き出しメイロ」が登場。お便所コーロギ氏とこばやしゆたか氏の合作でしたが、みなさんよく解いたものです。

また、「ふらりパズル探訪」内で「ビデオゲームセンター」がスタート。TVゲーム、アーケードゲーム、パソコンゲームから毎号各1つずつ紹介しています。

42号では、読者から創作メイロを大募集。編集部&お便所コーロギ氏で審査し、44号で優秀作を発表しました。

43号では、特集のテーマが「つける」。動詞は2回目の登場でした。

44号では、42号で募集したメイロの審査結果発表。10作品が集まりました。また、この号をもって(育)が寿退社となりました。

45号では、「あなたも私も読み間違えて」が最終回となりました。

パソコン(PC98)で遊べるカックロとスリザーリンクが発売され、本誌にも広告が掲載されました。

46号の発行直前に会社が移転し、この号から発行所は笹塚になりました。

誌面では、言葉遊びのコーナーがスタートします。しかしタイトルが決まらず、この号では「タイトル募集」という名のコーナーとして始まりました。